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多頭飼い(心構え編)

 多頭飼いと言う事なので、当然先住猫もいて猫の飼育は体験済みという前提でのお話です。

 多頭飼いの動機として「家でお留守番をさせたいから多頭飼いをする」というのは、やめた方が良いかもしれません。同じ空間に暮らせない猫たちの相性もあるからです。もしも失敗したときに新しい猫の行き先を考えないといけなくなる…勢い余って捨てる…なんて事は絶対に避けなければならないからです。

 では、そのことを念頭に基本事項から。

 まず同性同士は難しいと言う話を良く聞きます。
 去勢していないオス同士の同居はやはり難しいでしょう。縄張り意識の強い物同士の同居ですから本能的に難しいと言わざるを得ません。
 さらにメス同士は気が強いので難しいという方もいます。これもわかる気がします。

 また、大人同士は難しいと言う事も耳にします。これは子猫に比べて精神的に柔軟性がないという事です。これも人間を思い浮かべれば簡単に理解できると思います。
 その他、猫社会を経験しているかどうか?と言うのもうまくいくかどうか?の分かれ目になるようです。

 では一番楽そうなケースはどういうものでしょうか?

 もしもあなたが2匹目を考えているのならば、異性の子猫にしましょう。このケースは新しい方が柔軟性を持っているので成功する確率が大人同士、同性同士に比べ良くなると思われます。但し過信は禁物。

 やはり、一番大切なのは「相性」です。この相性が良ければ、多少の時間がかかろうとも仲良くなれます。

 じゃぁ相性ってどうやってみるのか?ですが…
 これはまず、先住猫を良く理解する必要があります。先住猫を良く見ていれば例え威嚇しても「うまくいくかも…」と感じられるはずです。

 なかなか飼い主の思うような結果にならない場合もありますが、がんばって相性の良さそうな猫ちゃんを連れてきてあげてください。
 猫には友達はいりません。特に3匹以上の多頭飼いは基本的に飼い主のエゴですから。